活動報告

協働共生委員会オリエンテーション(5月13日)

多様性。共に生きる。
~協働共生委員会で一緒に考えませんか

原則オンライン、8月と1月は対面で開催

知識学習と事例報告で学びを深める

協働共生委員会は、多様な人材が協力して働く「協働」=誰もが働きやすい会社づくりと、一緒に生きてゆく「共生」=誰もが幸せに暮らせる社会づくりをテーマとしています。年度の始まりに、委員会の存在意義や目的を広く会員に告知すべくオリエンテーションを行いました。

当委員会では、委員から「我が社の事件簿」として人に関する出来事を報告してもらいグループ討論を行うのを定例としています。討論の際は、同友会理念に照らしてどうかという議論を行うのは当然ですが、知識レベルを一定に引き上げておくことが必要な場合も多いので、事件簿の前に知識学習を行うようにしています。

今回は先行して「ハラスメント学習」を行い、職場で発生するハラスメントの種類や類型、事業所の責任・義務などを学びました。その後、現役として活躍している理事の「えっ!?まさかウチでセクハラ事件が発生するなんて~我が社の場合」と題する事件簿を聞きました。

討論発表では、「討論メンバーの中にも社内パワハラの対応に苦慮している方がいた。どの会社にも起こりうる問題だと認識し、ハラスメント問題などでつまずくことのないよう、委員会で日頃から学んでいこうと意を新たにした」とのまとめがありました。

「明日は我が身」と危機感を持って

今回は新しい参加者も目立ちました。「自分が持っていた委員会の堅苦しいようなイメージとは全く異なり、身近な感じで非常に勉強になった」「地区の『人を生かす』担当になったのを機に参加した。ここでの学びをしっかりとフィードバックしていけるよう頑張りたい」「この委員会の内容『労務のソフト面』は、自社でも時々突き当たる課題。事件簿のような話は自社でもあるかもしれず、『明日は我が身』と思ってしっかり学んでいきたい」との感想を頂き、発信力が不足していたことを反省しました。

当委員会は毎月第2月曜日18時30分からオンラインで開催しています。会員ならどなたでも参加できますので、ぜひ社内の問題を持ち寄ってきてください。

協働共生委員長  佐藤 文子