若手社員フォローアップ研修会2024

8社から9名が参加
今年4月、初めて障害のある社員の新入社員研修会を開催しました。「他の新入社員と同じように研修に参加させたい」と相談があり、賛同する会員が集まり企画しました。そして、希望を抱いて入社した社員たちが元気で生き生きと働き続けられるよう、秋のフォローアップ研修会も開催することになりました。
この研修会は幅広い仲間づくりも大切にしようと、新入社員だけでなく入社10年ほどまでの若手社員を対象とし、8社から9名の社員が参加しました。
関わり合いの中で
若手社員フォローアップ研修会は3部で構成し、ウインクあいちで開催されました。
第1部は「自分の仕事を語ろう」です。研修生1人1人が皆の前で自分の仕事を紹介し、自信を持つことが一番の目的です。各社とも、研修生の持ち味を引き出すよう発表方法が工夫されており、研修生が先輩や経営者とやり取りする姿から日々の関係性が自ずと伝わってきました。仕事から出題するクイズでは、普段使っている道具など実物が提示され、質疑応答を通して交流が深まりました。
第2部では、折り紙の箱を積み上げ高さを競うワークを行いました。研修生と経営者でチームを組み、作戦を練り、積み上げていきます。ワークを通してコミュニケーション力、創造力、集中力を養い、場を楽しむという体験もしました。
第3部では、全体でこれからの目標を出し合いました。最後に研修生1人1人に経営者からメッセージを贈る場面では、じっと聞き入る研修生の様子が印象的でした。
緊張の面持ちで始まった研修会でしたが、次第にリラックスした空気に包まれ、会社や年齢、経営者と社員という立場を超えて育ち合う姿がそこにありました。