社員と共に学び、共に未来を描く
~全4講座を終え、85名が修了

「三位一体の経営」の実践を目指す
第24期社員と学ぶ共育講座では会員企業35社から99名が参加し、全4講座を受講。このたび修了式が開催されました。
当日は受講生を代表して、ムアー食品(株)代表取締役の松山洋茂氏と、同社社員2名が報告しました。同社はスパイスの製造販売を事業とし、経営理念「今から100年続く企業になる」「皆で幸せになる」「スパイスの魅力をすべての人に」を掲げています。
松山氏は同友会へ入会し、経営指針書を作成。同友会の目指す三位一体の経営を実践するため新卒採用にも着手。共育講座へは2回目の参加で、「経営指針の共有や会社・社員の成長について一緒に考えたい」と受講の目的を報告しました。「各講座を通して経営指針の重要性を再認識できた。各回の社内での振り返りから、社員も異業種との交流で大きな刺激を受けた様子が感じられた」と成果を語りました。
学んだことを実践し会社をつくる主体者へ
続いて、社員2名が講座参加の目的と、これから実践していきたいことを報告。
離職率の低下と社内コミュニケーションの改善を目的として参加した社員は、グループ討論での他社との交流や多様な考え方に触れ、客観的に自社を振り返ることができたと報告。「自分自身がより楽しく働けるよう努力していきたい」と決意を語りました。
もう1名は、「社内で年齢が上がってくると、社員から言われることが少なくなる中、この講座で討論させていただくことは貴重だった」と語ります。各講座で学んだことを日常業務の中でも振り返り、それが社長の話ともつながることが増えたといい、特に多様性の講座で学んだ「お互いを認め合う」ことについて、「自分の中に欠かせない考え方として実践していきたい」と報告しました。
グループ討論は第1講座と同じメンバーで行うことで、互いの変化を確認。各自が自社で実践することを語り合い、会社をつくる主体者となることを確認できた講座となりました。