幸せの見える、豊かな人生をめざして
~社会人としての決意を固める

自分を信じ、日々挑戦を
4月1日に会員企業の合同入社式が行われ、64社から128名の新入社員が参加しました。
まず共同求人委員長の鶴田修一氏((株)鶴田工業所)より「世界ではさまざまな紛争が起きており、中小企業への影響も色濃いが、私たちは採用を諦めずに続けている。なぜなら、人こそが最大の財産であると考えているから。誰もが持つ可能性を引き出すことが経営者の責任であり、新入社員の皆さんも自分を信じて日々挑戦してほしい」と歓迎のあいさつがありました。
先輩社員を代表してムアー食品(株)の沓名沙弥香氏より、「私も合同企業入社式という縁でつながった仲間の1人。お互いに励まし合いながら、困難を乗り越えていってほしい。そしていつかどこかで、成長した皆さんの姿を見ることができれば嬉しい」とエールを送りました。
また、新入社員を代表してスズキ&アソシエイツ(株)の𠮷田幸一朗氏から「まだ不安を抱えているが、この場に立ち、決心ができた。今まで生きてきた20年の中で『ありがとう』が言える人にはなれたと思うが、これからは仕事を通して、『ありがとう』と言ってもらえるような人になりたい」と決意表明をしました。
記念講演では、(株)加藤設計代表取締役の加藤昌之氏にお話しいただきました。「『働きながら学ぶ』とは何かを考え続けることで、人生に深みが増す。自分だけのためではなく、誰かのためへと働き方や仕事のステージを変えていくことで、巡り巡って自分の幸福感につながっていく。これから社会人として働いていく中で、少しずつ実感していってほしい」とのメッセージが送られました。

「共に育つ」視点を持って
4月2日には新入社員共育研修会が行われ、会員企業55社から109名の新入社員が参加しました。
第1講座の他己紹介で緊張をほぐし、第2講座では「経済・中小企業・経営理念とは」をテーマに(株)コムラインの北中一朗氏が報告し、経営理念と働く目的について考えました。第3講座では(株)イクシーの生駒健二氏が「教育と共育の違い」について報告。教育による技術面などの成長を前提に、今後は「共に育つ」という視点を持ってほしいとの期待が話されました。
第4講座では、1日の研修で学んだことを振り返りながら、今後の目標について経営者と語り合いました。討論の最後には、3年後の目標を色紙に書いて発表し、社会人としての決意を固めました。