地域に安心感を広げよう
~バリアフリー交流会in南尾張








南尾張で初めての開催
6月14日、(株)中西の大府工場にて、南尾張支部内では初めてとなるバリアフリー交流会が開催されました。
バリアフリー交流会は、障害者自立応援委員会が主催となり、障害のある人たちの生きがい、働きがいを応援し、さまざまな仕事体験や交流を通して、経営者と出会い中小企業との関わりを少しでも深めていく場として、各地域で年に数回開催しています。
今回は会員企業13社と愛知労働局で16種の仕事ブースを設営し、参加者は普段は経験が難しい実際の仕事に即した貴重な体験をしました。
当日は、特別支援学校等の生徒たち約60名、その同伴者、応援に駆け付けてくれた同友会会員を合わせ、計200名を超える方々が来場し、大いに熱気を感じる集まりとなりました。
交流会の意義を肌で感じて
保護者の方から「このような機会を下さり本当にありがとうございます。私たちも実はこの子に何ができるのかがわからず、外に出ることに不安を抱えていました。今日参加する中で、いろいろなことができるとわかり、何より本人がすごく楽しそうに体験している姿を見られたことが嬉しいです」と感謝されたことは、会員の多くが印象深く受け止めたものと思います。
自分たちにとってごく当たり前だったことが、とても特別なこととして受け止められている事実は、実際に交流会に参加してみないと気づくことのない学びとなりました。
設営側の負担や、交流会後にどう関わり、雇用へつなげていくかという課題も多く残っていますが、今後は意義や学びを広く発信し、こうした貴重な場に1人でも多くの会員で参画していこうと皆で想いを深めました。
(株)大清ホーム 大坪 雅樹