新入社員受入企業担当者研修会
生駒 健二氏 (株)イクシー
北中 一朗氏 ポラリス(株)

採用環境の変化や若者の価値観を学ぶ
4月に新入社員を迎える、若手社員の教育に悩む企業が集まり、採用環境や若者の価値観、他社の社員との向き合い方を学び、自社の教育を考える機会として、通算3回目の受入企業担当者研修会を21名の参加で開催しました。まず生駒健二氏が、採用環境の変化とその中での若者の価値観について報告しました。
生駒氏は人口減少と物価高による経営環境の変化に触れ、企業経営においても非常に厳しい時代になっていると語ります。採用選考開始の前倒しやオンラインツールの普及により、情報過多の中で学生は就職活動を迎えます。その中でも学生は変化の少ない安定した企業、自分の条件に合う企業を選ぶ傾向が強まっていると指摘します。改めて自社の業務や活動を明確にして、求める「働く姿勢」を伝えること、既存社員が姿勢を正し、見られていることを意識してほしいと言います。
若者と呼ばれる新入社員たちは、10年後には消費のど真ん中になります。生駒氏は、「今まで以上に、1人の社員として向き合うことが必要」だと訴えかけました。
経営者がまず意識を変える
次に北中一朗氏から、「自ら成長したいと思える環境づくり」の大切さが報告されました。社員を思い通りに動かすのではなく、社員が自分で判断し、行動できる、その環境を整えることが重要で、一番大事なことは信頼関係だと強調します。経営者自身が相手の言葉を受容し、理解する、その前提になるのが誠実な態度です。聴く力、話す力、観る力、まさしく経営者として総合的な能力を身に着けることが求められています。
北中氏は「信頼関係を築くためにも、相手を知ろうとすること、観察すること、自ら関わることを大切に、相手の考えに関心を持ち、経営者がまず意識を変えましょう」と報告を締めくくりました。
両氏の報告を受け、経営者と担当社員がグループに分かれて討論を行い、各社の事例交流から悩み相談、担当者同士の横のつながりが生まれる機会となりました。









