活動報告

あいち女性の活躍推進会議(8月25日)

人間尊重経営と女性の活躍
~加藤代表理事がゲストスピーチ

大村知事(右)、堀井副知事(左)と並んで報告する加藤代表理事(中央)

大村知事、堀井副知事も同席する中で

8月25日に「あいち女性の活躍促進会議」が開催され加藤明彦代表理事がゲストスピーチを行いました。この会議は、大村秀章知事を座長に堀井奈津子副知事をはじめ、行政や団体のトップの方々で構成されるものです。

これまで女性の活躍企業の認証やサミットの事業化に取り組み、経営トップのコミットメントについて議論を進めてきました。今回は次なる課題として、中小企業で女性の活躍を促進するための課題を探る目的で意見交換がされました。

加藤代表理事は、「女性活躍に向けた中小企業における取組」と題し、女性活躍を積極的に推進していくために中小企業として必要なことを、自社の実践事例を交え紹介しました。まず女性活躍に対する企業の基本姿勢、女性の雇用を単なる労働力不足解消の一環にしないことを強調しました。次に、女性の採用に関する会社の考え方や定着するためにやってきたこと、特に一人ひとりの人生を大切に考え、社員の個性をよく見ることが重要だと述べました。

働く原点を提起

具体的な取り組みとして、出産後も働き続けられる風土づくり、男女同一賃金、役員立候補制、有給休暇が取れる体制と予算化などが紹介されました。

参加者からは、「働く原点の話に感銘を受けた(中部経済産業局)」「女性特有の能力発揮が求められる(愛知労働局)」「働く環境づくりが必要(名古屋大学教授)」「トップの思いの伝え方が課題(デンソー常務)」など感想が出されました。