活動報告

「愛知県中小企業振興基本条例」制定3周年記念の集い(10月16日)

あいち産業労働ビジョンに基き、意見交換

県職員、会員、事務局等62名が参加した3周年の集い

県職員、会員、事務局等62名が参加した3周年の集い

ビジョンの特徴点

「愛知県中小企業振興基本条例(以下、条例)」の制定3周年の集いが開催され、会員・愛知県職員・事務局合計62名が出席しました。

前半は、「あいち産業労働ビジョン2016-2020(仮称)」の概要がテーマで、愛知県産業労働部長の小山和久氏からの挨拶を皮切りに、愛知県産業労働部産業労働政策課主幹の金田学氏からビジョンの内容について報告を受けました。

このビジョンは条例制定後初めて策定されるもので、(1)車座集会等を重ね中小企業の現場の声を重視した計画策定作業を行っており、条例の理念を継承していること、(2)現行計画の評価を踏まえて施策の見直しや強化を図るとともに、個別事業や施策の柱に対してきめ細かな数値目標を設定することで事業の効率的な進行を目指していることなどの特徴が紹介されました。

課題別にグループ討論

課題別グループに分かれ、各社の課題を率直に出し合う

課題別グループに分かれ、各社の課題を率直に出し合う

後半は、6つの課題別グループ【(1)金融(2)就業規則整備(3)障害者雇用(4)ワークライフバランス推進(5)女性の活躍促進(6)採用と人材育成】に分かれ、会員と県の担当者による意見交換を行いました。各グループとも活発な議論が展開され、県職員からは、「中小企業経営者の声を率直に聴くことができ有意義だった」との感想が寄せられました。

自らの襟を正す

最後に豊田副代表理事より、「ビジョンが実現することは条例が実現すること。中小企業として自ら襟を正しながら、人を生かす経営に徹底して取り組み続けなければならない。愛知県の職員の皆さんには、同様の集いを次年度以降も継続して開催できるようご協力いただきたい」と全体のまとめがされました。