鳥の目・虫の目の情報交換
今年は「エネルギーシフト」等での意見交換が行われる
１１回目を迎えて
各マスコミの経済部長で構成される「名古屋経済部長会（名経会）」との懇談会が開催され、名経会から８名、愛知同友会から杉浦三代枝会長、加藤明彦代表理事のほか岐阜同友会の広報委員長を含む１０名が参加しました。２００５年から始まった懇談会は、今回で１１回目を迎えます。
まず愛知同友会の紹介動画の視聴から始まり、中小企業から見た地元経済の状況が報告されました。景気はターニングポイントに差しかかり、景況調査の数値は悪くないものの、先行き不安の声が高まっていること。自動車業界のコストダウン要求の状況、中国減産の影響について現場の声が紹介されました。
情報交換では、電力自由化の話から、省エネ、コジェネレーション（排熱利用）、再生可能エネルギーなど「エネルギーシフト」を全国同友会で推進している事例を伝えました。その他、内容が秘密で効果もわからないＴＰＰ、一部の企業のみ潤う補助金、就職活動後ろ倒しのルール順守企業が苦戦している実態が交流されました。
