活動報告

経営環境改善部門・人を生かす経営推進部門(9月3日)

多様な人材の採用と育成 ~愛知県産業労働部との懇談会

愛知県からは17名、同友会からは15名が出席

愛知県からは17名、同友会からは15名が出席

人材育成をテーマに

2016年度愛知県の中小企業政策に関する中小企業家からの重点要望・提言について、通算15回目となる愛知県産業労働部との懇談会が開催されました。愛知県からは各担当部署より17名、同友会からは杉浦会長、加藤代表理事、人を生かす経営推進部門・経営環境改善部門の各理事・委員長等15名が出席しました。

今回の懇談会では、「愛知県における産業人材育成~多様な人材の採用、育成の視点から」をテーマにしました。特に現在、県で策定中の「あいち産業労働ビジョン2016~2020」の中の、8つの施策の柱を貫く、横断的施策である「産業人材の育成・強化」を中心に取り扱いました。そして、それぞれの立場から活発な意見交換がなされました。

「人を生かす経営」

はじめに、愛知県の産業人材育成の取り組みの現状、同友会の人を生かす経営と人材育成の考え方を双方より報告し合い、基本的考え方を交流しました。その後、同友会側から、人に関わる各委員会の活動と運動の現状、日ごろの経営上の課題などが提起されました。これを受けるかたちで、産業労働部からは、コメントやアドバイス、あるいは対応する施策や県の取り組みについて、各担当者より紹介をいただきました。

さらに同友会からは、毎年10月16日に開催している「愛知県中小企業振興基本条例」の制定を記念する集いへの協力と参加の呼び掛けを行いました。このように、双方の認識をすり合わせつつ、より良い愛知県に向けて、課題を共有し、それぞれの立場で力を尽くしていくことを改めて確認した懇談会となりました。