活動報告

どうゆうき

▼11月18日、名古屋国際会議場にて、あいち経営フォーラムが開催されました。1998年に初開催されてから16回目となる今回は、1239名という過去最高の参加数となりました

▼今年も「1日同友会デー」と位置づけ、「経営課題を持ち寄って一堂に集う場」を趣旨として、基調報告者の選定、様々な経営課題に的を絞った分科会の設営、学びを分かち合う交流会と、参加者が1日かけて学びを深められるよう準備してきました。時流のテーマをとりあげた目新しい分科会もありました。今年発足した「女性経営者の会」が設営した女性経営者向けの分科会と、中小企業研究財団(愛知同友会外郭団体)に協力をいただいての「エネルギーシフト」をテーマとした分科会です

▼ヒロハマ会長の広浜泰久氏(中同協幹事長)による基調報告では、労使間に敵対関係が渦巻く状況で継承した企業を、信頼関係に基づく経営に変えてきた体験をお話しいただきました。数字で説明することの意義、目標は自ら立ててこそ達成価値があること、短いサイクルで検証し、粘り強く積み重ねることの大切さ。人は「喜ばれることをしたくなる」「考えをもって取り組む方が充実する」、そういった考えで仕事に臨める環境づくりの重要性を学びました

▼昨今、中部経済産業局長や東海財務局長などの行政の方にも来賓として参加いただきましたが、愛知同友会が社会的にも注目されている証といえます。日々の同友会活動と併せて今回のフォーラムの学びを実践し、「同友会らしい黒字企業」をつくりましょう。

フォーラム実行委員長  大山 拳臥