活動報告

産学連携(11月4日)

中小企業向けインターンシップ説明会

インターンシップの研修内容を紹介

インターンシップの研修内容を紹介

同友会の活動を紹介

文部科学省「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に取り組む中部地域23大学の東海ブロック(名古屋産業大学、他11大学)主催による第1回中小企業向けインターンシップ説明会にて、愛知同友会のインターンシップの取り組みを報告しました。当日は同友会会員を含む企業関係者、行政、大学教職員が参加し、情報交換がされました。

まず加藤産学連携担当理事より同友会のインターンシップの理念を紹介。インターンシップを採用の手段とせず、学生が社会に出る意味、働くことの意義を学ぶ社会教育運動であると報告しました。

企業づくりに役立つ

続いてスギ製菓とパール金属より、自社での研修内容、企業にとって研修を受け入れる意義を報告。研修生に仕事を教えることで、社員が改めて仕事の意味や働きがいに気付く、研修プログラムづくりが社員教育体制の整備につながる、学生からの指摘により社内環境の見直しができるなど、企業づくりに役立てている事例が紹介されました。

次に大学の取り組み事例として椙山女学園大学と名古屋産業大学より、大学側のインターンシップの実施体制、企業との連絡、学生への指導などの様子について報告されました。

大学卒業生の18%が無業者といわれるなか、中小企業の現場が持つ教育力を発揮し、働く楽しさを伝え、次代を担う若者の自立を促す取り組みとして、インターンシップに取り組む企業を増やしていこうと確認しあいました。