活動報告

東海財務局との意見交換会(3月8日)

中小企業の現場の声を金融政策に

東海財務局内で行われた意見交換会

東海財務局内で行われた意見交換会

先行き不透明さ増大

今年度2回目の東海財務局と愛知同友会の意見交換会が開催され、東海財務局より飯塚局長をはじめ9名、愛知同友会からは杉浦会長、加藤代表理事など12名が出席しました。

まず東海財務局より、金融の円滑化に向けて全国的に取り組まれている企業ヒアリングの概要説明が行われ、中小企業の多くが抱える金融にまつわる課題が押さえられました。

続いて愛知同友会からは、2月末景況調査結果の概要とともに、とりわけ建設業、製造業(自動車関連)の観点から、愛知県経済の先行きに不透明さが増していることが伝えられました。

忌憚のない意見交流

全体での意見交換では、「中小企業が金融機関と行政に期待すること」をテーマに、各業界の状況や各社の金融機関とのかかわり、手形や支払いサイトの問題、さらには増加する一途の非正規雇用者の問題、中小企業の人手不足などについて忌憚のない交流が行われました。

最後に、来年度以降も中小企業経営実態を踏まえた情報交換を密にしつつ、豊かな地域社会の実現に向けた中小企業の経営環境改善に協力していくことが確認され、意見交換会を締めくくりました。