活動報告

政策研修交流会(5月30日)

同友会らしい政策活動を学ぶ
~企業づくり、地域づくり、人づくり

地域をより良く変えていく主役は中小企業家

地域をより良く変えていく主役は中小企業家

小牧市に条例が

2016年度の政策研修交流会が総勢83名の参加で開催され、城所真男氏(中区北地区)、松浦孝憲氏(愛北地区)、磯村太郎氏(愛北地区)、秦野利基氏(江南・岩倉地区)、林康雄氏(江南・岩倉地区)が登壇しました。

城所氏には、同友会の経営環境改善運動の歴史的経緯から、同友会の政策活動の全体像を報告いただきました。とりわけ、同友会運動の進展と相互促進的に「地域」の重要さが増していること、中小企業家がその舞台で力を発揮することがますます求められる時代となっていることが強調されました。

続いて、6月に「小牧市中小企業振興基本条例」が成立・施行を迎える予定にあるなか、条例の検討メンバーとしての議論を通じて感じたことや、今後への期待を、松浦氏、磯村氏、秦野氏が報告。

他団体と交流し互いの理念を知りあうことで、中小企業としての自らの存立基盤が地域にあること、その地域をより良く変えていく責任を中小企業家が担っていることに確信を持ちながら、社員や地域の期待に応えられる企業づくりと、条例を切り口とした地域づくりを両輪として取り組んできた実践報告は、参加者に大きな共感を呼びました。

役員が率先して学びを

こうした取り組みを支部長の立場で見守ってきた林氏は、地域に責任を持つ同友会の支部の意味や、支部長の姿勢として率先して学び、常に目線を高く持った提起をすることの大切さを報告。同友会運動を自らの言葉で語るためにも、役員自らが広い学びをしていくことが強調して呼びかけられました。

最後に豊田弘氏(副代表理事)から、「社員・その家族・地域に暮らす全ての人々を幸せにすることが同友会の政策活動の目的。地域に生きる中小企業家としての責任を果たそう」と呼びかけられ、地域に軸足を置いた政策活動に、中小企業家らしく関わっていく決意を新たにした研修会となりました。