活動報告

産学連携の取り組み

大学での講座スタート
~中小企業の魅力を学生に

愛知学院大学での講座の風景

愛知学院大学での講座の風景

19年目を迎えるインターンシップ

愛知同友会では長年にわたり県内の大学との関係づくりをしてきました。大学生の新卒採用を担う共同求人活動は30年以上続いており、インターンシップ研修生の受け入れは19年目を迎えます。

こうした大学との信頼関係づくりを通して、同友会への期待は高まっています。2013年の名古屋市立大学を皮切りに、名城大学、愛知東邦大学、そして今年3月には4校目となる愛知みずほ大学(短大)と、産学連携協定も締結しました。

中小企業の魅力を語る

なかでも、10年前から本格化した大学の授業への講師派遣活動は年々増加しており、2015年度までに74大学・631講座にのべ435名の経営者が教壇に立ちました。また今年度は10大学・76講座にのべ49名を派遣します(リスト参照)。

講義では、経営者が企業経営を通して社員や社会と関わる中で感じた中小企業の存在意義を伝えます。また、働きがい、生きがいを直に語りかけ、学生の共感を呼んでいます。学生からは、「技術や知識よりも、まず人間性が大切だと気付いた」「大企業にはない中小企業の良さが分かった」「何のために働くのかを考えさせられた」などの声も出されています。

雇用の7割を担う中小企業は、地域を支える存在といえます。その地域づくりの中心的課題は地域を支える人が育つことです。同友会では地元大学と連携し、将来を担う「人づくり」を推進していきます。

2016年度大学講座への講師派遣(開催順)

  1. 愛知学院大学「経営特別講座A」(4~7月/14講座7名)
  2. 愛知淑徳大学「中小企業の経営戦略」(4~6月/4講座2名)
  3. 愛知淑徳大学「中小企業で働くとは」(6・7月/4講座2名+社員)
  4. 愛知東邦大学「地域ビジネス特講」(4~7月/12講座7名)
  5. 愛知東邦大学「中小企業のための若手社員活性化プログラム」(5月/3講座3名)
  6. 愛知淑徳大学「インターンシップ概論」(6月/8講座8名)
  7. 愛知工業大学「総合講座」(6~7月/7講座7名)
  8. 愛知みずほ大学「FSD研修会(対象:教職員)」(6・8月/2講座1名)
  9. 愛知学泉大学「インターンシップ参加の心得」(7月/1講座1名)
  10. 愛知文教大学「中小企業の見つけ方」(7月/1講座1名)
  11. 名古屋市立大学「地域企業活性化論」(9月~1月/15講座5名)
  12. 愛知大学「総合科目(キャリア形成)」(12月/1講座1名)
  13. 名城大学「社会フィールドワーク」(4講座/4名)