活動報告

未来への道標に ~「名古屋土曜学習プログラム」に出展(12月15日)

名古屋市条例推進協議会

児童70名超が参加

樹脂キーホルダーづくり(永和化成)と介護のしごと体験(いせむつ)

名古屋市教育委員会主催の「名古屋土曜学習プログラム」が昨年12月15日、北区の清水小学校で開催され、地元北区の会員企業4社が出展して「こどもおしごと体験」を実施しました。

会場の体育館では教育委員会の担当者、学生サポーターと一緒に準備と各企業のブース設営をし、70名を超える子どもたちがワクワクした様子で集まりました。

永和化成のブースでは、プラスチックの板を使ったキーホルダーづくりができ、子どもたちは自分のイニシャル入りキーホルダーを自慢げに見せてくれました。

いせむつのブースでは、介護の仕事の説明と、計器を使っての血圧や心拍数測定、車いすを動かす体験が行われました。友達を乗せた車いすは思った方向に上手く進まず、困った顔で必死に行ったり来たりする子どもたちの姿もありました。

地域に根差す

カンナ掛け体験(仲建設)と「子ども免許証」づくり(サンエイ製版)

仲建設のブースでは、職人からカンナの仕組みやカンナ掛けの意味を聞き、子どもたちはカンナで削る木の感触とカンナの切れ味を体感していました。

サンエイ製版では、「こども免許証」と称するカードづくりが行われました。パソコンにプロフィールを入力し、その場で撮影した写真を取り込んで印刷した自分の免許証を手に、うれしそうな様子で眺めていました。

当日は30名以上の会員が見学に訪れ、来期に各支部で参画する同学習プログラムを体感しておこうと、設営を手伝ったり、ブースの特色や子どもたちの反応を確認したりしていました。

見学された皆さんの熱心な姿から、子どもが実際に仕事を体験することを通して「もっと地域に根差したい」「子どもたちと対話したい」「未来への道標になろう」といった意欲が伝わってくる機会になりました。

昭和通信工業(株)  久野裕之