活動報告

青年同友会、発足50年の節目に(10月1日)

青年同友会と愛知同友会の会員数

32名でスタート 地区同列組織へ

1970年10月1日、青年部会として、現在の青年同友会が設立され、今年10月1日で50周年を迎えました。発足当時の会員数は32名で、翌年5月22日には現在の青年同友会(以下青同)に名称変更されました。

1976年には、名古屋同友会から愛知同友会への名称変更にあわせて、それまでの部会から地区と同列の基礎組織へ移行します。1984年からはブロック再編成に伴い、第1から第4までの4つの青同に分かれます。

さらに4つの青同の連絡調整機関として、青年同友会連絡協議会(初代議長・森信之氏)を設けることとなりました。

青年同友会の動き

自助努力で会勢を飛躍させる

青同の歩みは平たんなものではありませんでした。1980年代の青同会員数は、1987年の125名をピークに連続して減少し、1989年には100名となってしまいました。

同年に開催された青同第20回総会において、各青同間の情報交換を密にするために、連絡協議会を毎月開催することと、年6回の連絡協議会行事を開催することが決定されました。

さらに1992年には、愛知同友会の会員の10%を青同会員で占める「青同10%構想」が打ち出され、バブル崩壊以降の「失われた10年」の中でも若いエネルギーを発揮し、仲間を増やし、増勢の一途をたどります。

41歳で卒業と言う節目があるにもかかわらず、21世紀に入ってからこの20年で約3倍となるなど、1000名間近な組織まで発展してきています。青年同友会の会員増加は、1990年代後半から経営者の世代交代が始まっていることに加えて、自らの努力による会員増強運動の成果でした。2020年を迎え、これからの10年の展望として「2030ビジョン」を掲げてさらなる発展を目指していることを、最後にご紹介します。

愛知青年同友会連絡協議会 2030年ビジョン

愛知が日本を輝かせ世界を変える!

【企業づくり】

人を生かす経営実践でどんな時代も強く生き抜く輝業として、地域社会を明るく豊かにする

【青年経営者づくり】

同友会理念の深化で持続可能な社会を実現するどんな時代にも負けない強い経営者になる

【青同づくり】

志高く圧倒的な行動力を持つ
積極的に知り合い、気にかけ合い高め合い、共に成長できる真の仲間として青年同友会(青年経営者)の輪を広げる

41歳で卒業し行政地区に移籍(2019年3月22日の卒業式より)
青年同友会第1回定時総会の様子(1971年5月22日)
50周年記念誌

青年同友会が独自に編纂した「50周年記念誌-足跡と実績」については、6月末の全会発送で皆さんのお手元に届いています。ご一読ください。