活動報告

広報部会(8月7日)

地域づくり(1)
~地域経済発展のために同友会運動を推進

矢田 賀也氏  (株)サン・エネルギー・サービス

会員増強の目的を熱く語る矢田氏

仲間と切磋琢磨

8月度広報部会では前増強推進本部長の矢田賀也氏を報告者に迎え、地域経済発展を目指すために必要な広報活動について学びました。

矢田氏は、既存事業が低迷する中、同友会の例会を機に経営の変革に取り組みました。空調・水道事業を立ち上げ、太陽光発電事業も展開し、下請けから元請けへと企業体質を変革させました。

空気・水・光の3つの柱を育てながら営業を続けてこられたのは、「同友会で仲間と共に学んだことを会社に生かしてきた結果」であり、「仲間を良きライバルとして、目標にして努力し続けた」と矢田氏は振り返ります。

増強と地域経済発展のつながり

会員増強の目的の1つに、新たな経験を持つ人が会に加われば、経営課題の解決策が多様化し、経営判断の幅が広がることがあります。会員同士の課題を解決することは地域経済の活性化につながり、増強活動での経験は人材採用の際にも活かせます。

ゲストへの声かけの際に、同友会では何を学び、どんな目標があるかを明確に伝えることが大切です。採用も同じで、自社の特長や価値を語れなければ、相手に魅力が伝わりません。増強活動は、自社の魅力や強みを示すアウトプットの訓練にもなります。

矢田氏は「同友会には5年後の自分もいれば、5年前の自分もいる。様々な気づきがあるからこそ楽しい」と、報告をまとめました。

(有)林工芸  林 展生