活動報告

産学連携(1月22日~26日)

社長の悩みを解決しよう
~名古屋商業高校の授業に6氏が登壇

高校生に授業を通じて中小企業の魅力を伝える

企業の課題解決策を考える

名古屋商業高校の授業「社長の悩みを解決しよう」に出原直朗氏、江上幸江氏、上島一丈氏、城所真男氏、神谷和憲氏、佐藤大貴氏の6名が登壇しました。

1年生の6クラスを対象に全4回の授業が行われました。初回に経営者が各クラスに分かれて企業概要や現在の課題や悩みを報告しました。その後、各グループで経営者から出された課題から1つを選び、解決するための企画を考えます。2、3回目の授業で解決案の討議とプレゼンテーションの準備をし、最終回に再度経営者が登壇し、生徒たちがプレゼンテーションを実施しました。

「働くこと」を考える機会に

プレゼンテーションでは「技術者を採用したい」という課題に対し、整備士や機械修理工などの職業を知り、興味を持ってもらう取り組みとして、地元高校生を対象に職業体験の場を設けることなどが提案されました。また、ホームページの見直しやSNSの活用など若者に向けた情報発信力を高める必要性、ゲーム感覚で商品をPRすることなど、斬新なアイデアが多く発表されました。

経営者からは、「若い感性からたくさんのヒントを得て、今後の経営に生かしたい」との感想がありました。

学校側からは、「経営者の考えに触れることで、勤労観を養うことができ、働くことについて考える機会になる良い授業であった」との総評をいただきました。

これからも、産学連携をさらに強め、地域の若者に中小企業の魅力を直接伝え続けていくことが大切といえます。