活動報告

どうゆうき

▼第63回定時総会が開催されました。昨年同様の対面開催で無事遂行できましたこと、総会実行委員長としてご協力いただいたすべての関係者に深く感謝申し上げます

▼ここ数年、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルとイスラム組織の対立等、国際情勢は不安定な状態が続いており、世界経済は「インフレ・物価高」「利上げ」「景気減速」などの課題に直面しています。日本経済は「海外でのインフレ再燃」「深刻な人手不足」「短期金利の大幅上昇」等の先行きリスクを抱えており、中小企業を取り巻く環境は厳しさを増すものと推察されます

▼こうした中でも私たちは中小企業家としての誇りを持ち、「2022ビジョン(以下、22ビジョン)」のスローガン「地域未来創造企業」を目指し続けなければなりません。同友会には『中小企業における労使関係の見解(労使見解)』という、経営者としてのあるべき姿勢を問いかけ労使の創造的発展を導く手引書があります。『労使見解』の精神を基盤に人間尊重の経営を追求し、豊かな企業風土を構築することで、地域での存在価値が高まり、地域からあてにされ、頼りにされる企業となるのではないでしょうか

▼2022年に愛知同友会は60周年を迎え、22ビジョンを発信しました。会員企業各社が自立型企業として、社員と共に全社一丸となって地域の発展を目指しましょう。そして22ビジョン実践を各支部や地区、各委員会にて推進していきましょう。それが、人間が人間らしく豊かに生きられる愛知へとつながるのではないでしょうか。

県総会実行委員長  鈴木 良博