次世代の担い手をいかに育てるか
~愛知みずほ大学・短期大学との意見交換会
次世代への期待
愛知みずほ大学・短期大学と2016年に産学連携協定を締結してから4回目となる意見交換会が開催されました。同校からは大塚知津子学長をはじめ10名が、愛知同友会からは高瀬喜照会長など11名が参加しました。
同友会からは、8月に行われたインターンシップの取り組みを紹介。1dayインターンシップが登場し、就職活動のための前段階として位置づけられてきたことで、就職活動が早期化・長期化していることや、団塊の世代の延長雇用も終わりに近づき、人手不足の局面が変化していることなどが伝えられました。
一方で、2週間の同友会インターンシップは「働くこと」を研修先でじっくりと学べることで参加学生からの評価は高く、企業側も「次世代を担う若い人たちに大きく期待したい」と伝えました。
平和で豊かな社会を目指す
同校からは、3つのポリシー(ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシー)を踏まえた点検・評価について説明がありました。これは卒業した学生たちが社会でどのように活躍しているのかを確認し、同校のさらなる学びの充実を図るというもので、実際の取り組みについても紹介されました。
まとめとして加藤昌之代表理事は、社業の建築設計を通して人間がどう快適に暮らせるのかを考えるが、そういったことを科学的なデータで取るのは難しいと述べ、同校で福祉や健康について学んだ学生がたくさん社会に出ることを期待していると語り、「平和で豊かな国を目指して産学が連携して取り組んでいきたい」と締めくくりました。