対等な関わりを大切に
~バリアフリー交流会in東三河

5年ぶりの開催
秋空の下、5年ぶりに東三河支部での「バリアフリー交流会」が開催されました。参加者は132名(仕事体験35名、同伴41名、同友会会員30名、会外26名)と、コロナ禍によるブランクにもかかわらず大盛況でした。参加会員は、東部・三河の「逆サイド」にあたる西部・尾張からの参加も多くありました。
会員企業による仕事体験コーナーは、部品組付けやパソコンの解体等の「現場作業」や、パソコンを使った名刺作成や書類仕分け等の「事務作業」のほか、障害のある社員の仕事を紹介する動画などバリエーションに富み、参加者はみな熱心に見て回り、体験していました。仕事ブースに出展した会員からは、「楽しく関わることができ、よい体験となった」「自社ができることを考える機会になった」という声が多く、高評価でした。
経験値を増やして
当日は市街地で障害者を対象としたイベントがあったため、飲食ブースやライブへの参加が減り、当交流会の魅力を充分に伝えられず、交流が不十分だったことは今後の課題となりました。
それでも、日ごろ接する機会が少ない障害のある方々との交流は、会員の経験値を増やし、今後の経営指針に何らかの変化が起きるきっかけになるものと期待します。さらに、他支部会員との交流を演出できたことも、今回の成果の1つとなりました。
(株)サンコー 杉浦 多恵