活動報告

どうゆうき

▼(同友Aichi)本紙8面の「報道部だより」には毎月、報道・マスコミにおける掲載事例や対外活動、大学講義と会外へ向けた活動に関する記事を掲載しています。こうした対外広報の歴史はまだ浅く、1992年の愛知同友会創立30周年を記念して掲げたスローガン「情報発信基地になろう」からスタートしました。当時の会員数は2000名でした

▼当時はインターネットの普及前であり、通信はFAXが主流。例会の出欠確認はもちろん、94年から始まった「景況調査」もFAXを用いて行っていました。97年には愛知同友会がホームページ「Ainet」を立ち上げ、調査、研究、提言、活動報告の発信を本格化させました。2000年以降、インターネットの普及に伴い会員専用サイト「あいどる」の開発が進み、これが会内活動の中心的存在となりました

▼また、報道関係者との懇談会は1999年から開始し、新聞社やNHKなどとの交流を深めてきました。現在では会員4300名を超える経済団体として、新聞社を含むマスコミ、愛知県や名古屋市などの行政、そして教育機関などに対しても高い信頼性を持つ情報の発信を行っています

▼特に「あいどる」を用いたアンケート調査は成果を上げています。近年では賞与と新卒採用だけでなく、残業規制や人手不足、パート労働時間の壁、借入金利上昇、価格転嫁など、私たちを取り巻く環境の変化についても詳細なる紹介をしています。マスコミは「世論」を形成する重要な役割を果たしており、私たちは迅速に、かつ正確な情報を伝えることに努めています。