中小企業家の矜持で、人を生かす、人が生きる愛知を創ろう

賃金・物価・金利の上昇を前提として
4月27日に開催される第65回定時総会に向けて、次年度方針を学ぶ「方針学習会」が1月30日にウインクあいちにて行われ、役員・事務局合わせ214名が参加しました。
愛知同友会では毎年この学習会を開催しており、総会は「事前の議案提案・意見集約を通じて総会当日までに充分な討議を行うことを重視する。議案素案が提案された時点から総会は始まっている」と位置付けられています。
はじめに議案情勢の概要について、事務局次長の池内秀樹氏が報告しました。
池内氏は冒頭に、(1)「人間の意識は常に遅れる」ことを意識すること、(2)「実質値」の重要性、(3)「構造的」という言葉の意味、(4)「物価」「金利」「賃金」は上がることが前提(経営の変数)、(5)「インフレ」は(長期的には)貨幣価値の下落、の5点を意識してほしいと話しました。
賃金・物価・金利の上昇サイクルが始まったことで、「変数」の多い経営への適応が求められること。自社に必要な「資金量の見極め」をしつつ、将来の付加価値を創り出すことがこれまで以上に重要となるため、経営の「精緻化」を呼びかけました。

指針・採用・共育にじっくり取り組む
続いて次年度代表理事予定者の明石耕作氏が、同友会での実践報告と、2026年活動方針案を提起しました。
明石氏は「中小企業家の矜持」を「誇りを持って、人を大切にし、地域を支え、未来に誠実に挑戦し続けること」と定義し、活動の重点として「同友会理念の総合実践で2022ビジョンを実行しよう」と呼びかけました。
実践報告では、当初は社員に自信を持って理念を語れなかったこと、やむを得ずリストラを決断した苦い経験を経て、社員と共に経営指針に取り組むようになったことが紹介されました。また、重要性と緊急性を判断する中で、「緊急性は低いが、重要性が高い」ものが経営者のやるべき仕事で、「指針・採用・共育」に時間をかけてほしいと強調しました。
以上の提起の後、参加者全員によるグループ討論で積極的な意見交換を行いました。事前の議案提案、意見集約がなされ、4月27日に第65回定時総会を迎えます。









