活動報告

どうゆうき

▼「同友会役員研修大学(以下、研修大学)」は、1年を通して同友会の理念や歴史、企業づくりを学ぶ、同友会役員の育成を目的とした講座です。日々の活動の中で同友会の本質に触れることがあっても、ぶつ切り、場当たり的では理解が深まりません。その点、研修大学では毎月テーマに沿った講座を開催し、実践者の報告とグループ討論で、同友会理念や目指す会社づくりを体系的・網羅的に学ぶことができます

▼私は研修大学を修了する以前には、未来をつくっていく同友会役員がなぜ過去の歴史を学ばなければならないのか、と懐疑的でした。しかし、3講座ほど受講するころには、先人たちが中小企業家として中小企業をとりまく経営環境を改善し、大企業と中小企業や性別などによる格差の是正に取り組んできたからこそ、現在の補助金・助成金や各種政策の中小企業への優遇があること。これにより、多様な人々が活躍できるような社会へ変化してきたのだと気づき、感謝の思いが芽生えるとともに、中小企業家同友会の役員となることに大きな誇りを感じるようになりました。以来、自社での新入社員研修の項目に「会社の歴史」を追加し、社員が我が社の一員となることを誇りに思えるようにしています

▼「同友会の勉強」と「会社を良くすること」は別のこととして捉えられがちですが、すべての同友会役員が研修大学を修了し、「同友会理念の実現とは会社を良くすることである」と納得した上で活動し、良い会社が増え、地域社会が良くなることを目指していきたいと思っています。

役員育成担当理事  大山 優