新年度方針を学び、広報活動に活かす
~新代表理事が方針を自社経営と絡め語る
(株)トヨコン 明石 耕作氏

「中小企業家の矜持」で未来を切り拓く
3月の広報部会では「新年度方針を学び広報活動に活かす~新代表理事が方針を自社経営と絡め語る」と題して、トヨコン代表取締役で愛知同友会2026年度代表理事予定者の明石耕作氏より報告いただきました。
明石氏は、物価高や人手不足といった厳しい環境下で中小企業が生き残るには、自らの役割に誇りを持つ「中小企業家の矜持」が不可欠だと強調。自身の経営するトヨコンでの20年以上の軌跡を交え、経営指針の実践と組織変革の重要性を説きました。
社長就任初期の理念浸透の失敗や、リーマンショックによるリストラの苦悩を経て、明石氏は「二度と社員を犠牲にしない」と決意。若手の提案への投資やデジタル変革(DX)を断行し、コロナ禍でも成長する体質を築きました。この経験から、経営者は単なる事業運営者ではなく、地域に幸せをもたらす「中小企業家」であるべきだと、明石氏は訴えています。
経営者がやるべき仕事とは
そのために、経営指針の成文化と実践は「緊急性は低いが重要性は極めて高い」経営者が愚直にやるべき仕事であり、継続的な姿勢が必要だと明石氏は強調しました。
最後に明石氏は、愛知同友会の全会員が「地域未来創造企業」を目指し、自らを変革し続けることが、愛知の未来を支える鍵であると結びました。
具体的な実践としては次の3点が重点です。(1)「経営指針の実践」―まだ指針がない会員は作成に着手し、既にある会員は実践を続け、外部にも発信していくこと。(2)「ツールの活用」―企業変革支援プログラムなどを活用し、自社の経営状況を客観的に評価し、改善につなげること。(3)「同友会活動への参加」―同友会活動をリーダーシップを学ぶ実践の場と捉え、積極的に関わっていくこと。これらの実践を継続していくことで、広報委員が自社実践を通じた同友会運動の「語り部」となることが重要であると学べた部会となりました。
(株)花井養鶏場 花井 寿仁









