「私たち元気に働いています!」
~特別支援学校の生徒や教員が職場訪問 2026

中小企業の現場を見学
特別支援学校を卒業した先輩たちが働く現場を見学する1日職場体験を、稲沢地区のTIY(株)(小出晶子社長)で行いました。今回は、生徒20名、教員・保護者・支援機関26名、会員経営者9名、計55名が参加しました。
この企画の目的は、中小企業の現場を見学し、参加者それぞれが自分の立場で将来を考えるきっかけにしてもらうことです。開会あいさつでは障害者自立応援委員長の高瀬喜照氏((株)高瀬金型)から、誰もが平等であり、支え合い、自らの能力を発揮して生きていける社会の大切さが語られました。
TIYの特徴は、障害のある人もない人も一緒の現場で作業をしていることにあり、参加者はその雰囲気を工場見学で体感した後、先輩社員たちから仕事を教わりました。
支え合い育ち合う
見学と仕事体験後の全体交流会では、小出氏と先輩社員の皆さんを囲み、質疑応答で働くことへの理解を深めていきました。生徒たちからは、「工場で扱っている部品は何点か」「箱に書かれた文字は何を表すのか」などの質問が出され、興味・関心を持って工場内を見学していた様子がわかりました。
参加者から質問が出される度、小出氏は社員1人1人にマイクを向け、それぞれの個性や持ち味を引き出しながら答えていました。そのやり取りから、日頃の社内での信頼関係も自然に伝わってきました。
勤続年数を聞かれ「20年です」と回答したMさんに、会場から思わず感嘆の息が漏れました。小出氏が、特別支援学校を卒業し18歳で入社したMさんの当時のエピソードに触れると、Mさんを送り出した先生も感慨深げに聞き入っていました。
地域のみんなで支え合い育ち合う、安心して頑張れる居場所がある、その大切さを確認できた見学会となりました。









