活動報告

人を生かす経営推進部門&経営指針推進本部 オープン学習会(5月14日)

時代の転換期こそ変革のチャンス
~経営環境が激変する中での情勢認識と事業展開

丸山 博氏
(有)第一コンサルティング・オブ・ビジネス(東京同友会)

情勢を捉え、経営指針を作成し実践する大切さを語る丸山氏

情勢を分析して経営する

5月14日、人を生かす経営推進部門と経営指針推進本部は共催で、「時代の転換期こそ変革のチャンス~経営環境が激変する中での情勢認識と事業展開」をテーマに学習会を開催しました。

報告者に第一コンサルティング・オブ・ビジネスの丸山博氏(東京同友会)を迎え、オープン学習会として行われ、対面28名、オンライン119名の計147名が参加しました。

丸山氏は物価高と地球温暖化による供給不足、戦争等の世界情勢を分析した上で、中小企業にはあらゆる対策が求められるといいます。中心に取り組むことはBCP(事業継続計画)の策定、「チャットGPT」や生成AIの活用、消費者動向の見極めです。取り組むことで業務時間と経費の削減、モノ・サービスの売り上げ増加、ピンチに陥った時に困らないなどの効果が期待できると紹介しました。

求められる経営とは

これらは経営者1人だけでは難しく、社員の協力が欠かせません。そのため「採用」と「共育」にも真剣に取り組み、採用した社員にやりがいを持たせるための工夫を企業内で考えます。

困難な時代に立ち向かうには同友会活動の中で学び、実践すること。そのためには経営指針の作成と実践が近道であり、会社をどう成長させたいかを明確にし、到達するための方法を定め、アプロ―チすることが必要であると、丸山氏はまとめました。