活動報告

報道記者との情報交換会(7月1日)

新しい社会を見据えた経営を
~経営者の奮闘努力を伝える

調査結果をもとに中小企業の現状と課題を伝える

半年ぶりの開催

報道記者との情報交換会が開催され、愛知同友会からは林康雄報道部長ら9名、記者は3紙から3名のあわせて12名が参加しました。この情報交換会は四半期ごとに開催していますが、前回は4月に予定するも、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止。今回は半年ぶりに顔を合わせました。

冒頭の林部長の挨拶では、現在のようなコロナ禍という予想外の出来事の時は、経営者にとって情報は命綱のようなもので、同友会やあらゆる媒体から発信される情報を参考にしていることや、中小企業家の声をきちんと伝えてほしい旨が話されました。

未曾有の事態に経営者は

今回は5月末景況調査と夏季賞与調査の結果を報告。「今月の状況」のDI値が前回から38ポイント減少し、過去最大の下落幅になったこと、人手不足感が緩和されつつあり、雇用の悪化が進行していることが伝えられました。また夏季賞与調査では、昨夏から比べると支給額は減少しているものの、厳しいなかでも支給する企業が多い現状や、中小企業家が社員の生活も考えて賞与を支給し、士気を高めようと努力している姿を伝えました(詳しくはこちら「2020年度 夏の賞与アンケート」)。

意見交換では、少しずつ仕事は戻ってきていても、売り上げは良くてコロナ禍前の8割程度であること、製造業はすでに落ち込んでいたところへコロナが追い打ちをかけたこと、現在は融資や助成金で事業を継続できていても、本当の勝負はこれからという意見が出されました。

今後も定期的に情報交換会を開催して、現場で奮闘する中小企業家の声を伝えることを確認し、閉会しました。