活動報告

報道記者との情報交換会「アフターコロナへ向けて足元を知る」(10月1日)

危機を乗り越える経営者の気概

四半期ごとに開催、今回で28回目を迎える

先行き不透明感は継続

報道記者との情報交換会が開催され、愛知同友会からは林康雄報道部長ら13名、記者は5紙・6名のあわせて19名が参加しました。

今回は8月末景況調査と金融・資金繰りの実態把握調査の結果を報告するとともに、10月から始まる「Go To イート事業」にあわせて、「そうだ!同友会会員のお店に行こう!」キャンペーンについて、飲食業関連研究会の発足に携わった加藤三基男氏が、研究会の立ち上げからこれまでの経過を語りました。

景況調査と金融調査の報告の後の情報交換では、雇用調整助成金のある間は雇用は維持されたとしても、その期限以降に大量の失業者が出る恐れへの懸念や、団体客から個人客へのシフトにより苦境から脱しつつある観光業の事例も伝えられました。

仲間を救いたい

飲食業関連研究会の取り組みでは、自粛で売上げの大幅減に見舞われ心が折れそうだった会員企業を救いたいと立ち上がった加藤氏より、必要なことを学ぶ場を設けたり、会員企業やその社員が元気になれるようマルシェを開催したりするなど、1社も潰さないよう皆で助け合う姿が話されました。とりわけ、Go To イートでは愛知県内にある会員企業の飲食店を積極的に利用しようと、情報を集約して発信しています。

情勢が大きく変わるなかで、今後は各社がビジョンを掲げて経営することや、飲食業以外でも影響が出始める可能性も示唆し、全社がこの危機を乗り越えていけるよう学び、励まし合いを続けていくことを伝え、閉会しました。