活動報告

第62回定時総会(4月25日)

同友会らしい人間尊重経営で「地域未来創造企業」へ

~地域を拓く存在価値を磨き、働く環境を変革しよう

全体会で開会のあいさつを行う高瀬会長

3年ぶりの対面開催

4月25日、第62回定時総会がウインクあいちにて開催されました。3年ぶりの対面形式での開催となった今総会には261名が参加しました。

冒頭、会長の高瀬喜照氏は「コロナ禍や脱炭素化社会、EV化に向けた産業転換など、極めて厳しい時代だが、地域の中小企業の発展が社会から求められている。10年先を見据えた闊達な議論を」と呼びかけました。

来賓の大村秀章愛知県知事は、「中小企業の皆さんに地域経済を支えていただいている。県としても現場の皆さんの声を聞きながら、総合的な支援を行っていきたい」と述べました。

「同友会らしい人間尊重経営を」

2022年度の経過報告、決算報告が行われ、新年度の役員として高瀬喜照氏が会長に、加藤昌之氏が代表理事に再任されました。

加藤代表理事は新年度の活動方針で、「経営者はこの激変の社会環境に適応して会社を維持・発展させ、全社一丸となってこれに立ち向かう覚悟を持たなければならない。それが『労使見解』でいう『経営者の覚悟』である。原材料等の高騰が続く中、自社の存在意義を問い直し、その存在価値に相応しい価格取引を行うこと、社員の給料は物価値上げに見合う水準まで引き上げる、また雇用を増やしていく、これこそが企業の発展につながる」と述べました。

続いて、昨年の愛知同友会創立60周年記念の集いで採択された「2022ビジョン」の今後の具体化について、ビジョン推進担当理事の佐藤祐一氏より紹介が行われました。

総会議事終了後、大阪同友会会長の堂上勝己氏(梅南鋼材社長)より「地域の未来を拓く、自立的で質の高い高付加価値企業~ナニワ中小企業の覚悟と生き様」をテーマに基調報告が行われました。(第62回定時総会 基調報告(前編)に詳報

活動方針と基調報告を聞いて、どのような企業づくりをめざしていくのか、会場を分けてグループ討論を行い、各会場でまとめが行われ、閉会となりました。

第62回定時総会ハイライト

第62回定時総会ハイライト