世界を見据え、新時代の戦略を考える―――
※8月20日更新
愛知県中小企業研究財団では愛知中小企業家同友会と連携し、2002年にEU視察を行い、中小企業憲章制定運動の必要性を発信しました。その後、日本での憲章運動推進において、アジア圏での中小企業の連帯について研究の必要性を見出し、「中小企業憲章の国際展開」の研究に着手しております。
貿易取引、進出、或いは国の内外での価格競争など、今や日本の中小企業は、好むと好まざるに関わらず、東アジア諸国と深く関係づけられており、アジア展開のグローバリゼーションはもはや日常となっています。一方で世界規模での景気後退を受け、保護主義が進み、国内の中小企業の淘汰が進みかねないという懸念もあります。
このような情勢でどのような舵を切っていくのか。中長期の戦略を立案する一助として今回、東アジア圏の視察を行います。
―東アジア版”中小企業憲章”の実現めざし
東アジアの中小企業仲間との連帯を探る―
~バンコック(タイ)&ハノイ(ベトナム)視察・交流の旅~
参加申し込みは、締め切らせていただきました。
多数のお申し込みありがとうございました。
※この視察は同友会会員に限らず、研究者や各団体の方など、どなたでもご参加いただけます。
☆ 視察期間:2012年9月2日~9日(7泊8日)
☆ 視察先:バンコック(タイ)・ハノイ(ベトナム)の
1.政府系機関 2.民間機構 3.中小企業家
☆ 視察旅行の特長:
1) 目的・目標
東アジア版〝中小企業憲章〟の実現をめざし、東アジアの中小企業家仲間との連帯を探ります。
「国民一人ひとりを大切にする豊かな国づくりのために経済・社会・文化及び国民生活における中小企業の役割を高く評価し」これに期待し高めあう(同友会・中小企業憲章草案)、そのための努力は、日本国内でのそれが基本となることは勿論ですが、経済・社会のグローバル化による激しい国際競争のもとでは、近隣諸国がそろって「国民一人ひとりを大切にする」ためのルールをつくることも必要となるでしょう。
〝ヨーロッパ市民は同じ権利のもとで暮らす〟ことめざす基盤にたつEU小企業憲章が、EU加盟各国の間の条約になっているのもその為だと学びました。
東アジア各国で、中小企業憲章草案と同様の憲章が制定され、やがてそれが東アジアの国々の間での条約に発展するためには、各国の中小企業家の運動とその国際連携が不可欠となるでしょう。それも自主・民主・連帯の理念による人間尊重型経営めざす連帯であって欲しいものです。
今回の視察・交流は、この方向での仲間さがし仲間づくりの旅となります。その意味で、今回は、現地の労働力を求めての海外進出やそのための提携先企業探しではなく、その先の遠くを量る、ひと味もふた味も違った旅となります。
2) 学者の同行
渡辺俊三教授(名城大学)と黒瀬直宏教授(嘉悦大学)が同行します。
3) 三段の行先
①政府系機関 ②民間機構 ③中小企業家 の三段階を網羅
4) 事前の学習
同行の教授先生方を講師とする、前後の学習会を予定しています
(事前8月9日18:30~、事後10月16日17:30~)
5) 観光
時には観光をまじえ、訪問先へのより広い理解につとめます。
☆ 募集要項:
●旅行日程
2012 年9月2日(日)~9日(日)8日間
●旅行費用概算
210,000 円(20 名様以上のご参加の場合)
230,000 円(15 名様以上のご参加の場合)
*ビジネスクラス利用料金:380,000 円~400,000 円
●一人部屋利用追加料金:37,000 円~42,000 円
●定員:25 名/最少催行:15 名
●添乗員:1 名同行します。
●食事:朝6 回/昼6 回/夕7 回を含む
●利用予定航空:タイ国際航空
●利用予定ホテル
バンコック=Imperial Queen’s Park,Westin Grande クラスのホテル
ハ ノ イ=Firtuna, ikko Hanoi クラスのホテル
☆ 参加お申し込みについて:
参加をご希望の方は、こちらの申込書(仮)にご記入のうえ、愛知同友会事務局宛にご提出下さい。正式なお申込みについては別途ご案内
いたします。
返信先:愛知同友会事務局(担当:多田、池内)
電話:052-971-2671 Fax : 052-971-5406
主催組織:愛知県中小企業研究財団(外郭団体)
※この視察は同友会会員に限らず、研究者や各団体の方など、どなたでもご参加いただけます。