●第１分科会「経営理念を物差しに、キクチの各店舗が地域を救った！」 ～震災・原発事故の中、地域の「食」を支えたフレスコキクチ社員の奮闘～
報告者：菊地 逸夫氏 (株)キクチ 代表取締役＜福島同友会・常任理事＞
創業149年の(株)キクチ。地元からも新卒を積極的に採用し、2009年には売上100億を達成しました。
そんな矢先に発生した東日本大震災、原発事故・・・。
震災当日店舗では、売れ残りの惣菜を近所に配った・被害にあってない商品を避難所に届けた・停電の中で店頭での店頭で均一販売など、店長の判断により地域の「食」を提供し続けました。
本社との連絡も取れない中、店長がそれぞれ経営理念をもとに判断した結果でした。
原発事故で営業できない地域に買物バスを走らせた・商品が無いと従業員同士のつてを頼りに商品を掻き集めた。そんな同社の社員との関わり合いに学びます。
＊＊＊＊＊＊深め合う学びと気付きのポイント＊＊＊＊＊＊
・非常時に一人一人の社員が何を考え、どのように行動したのか？ そしてそれを支えたものは何だったのか？
・刻々と変わっていく厳しい状況の中で、次々に社員やお客様、 そして地域にとって「必要なこと」をやり続けた毎日・・・・ 地域の企業としての総合力が試された毎日
第１分科会 責任者 吉田 幸隆（知多地区）